屋外に設置する銘板には、耐候性を持たせておくと安心です。

屋外は雨風にさらされやすく、太陽光から出る紫外線の影響も受けます。短時間であれば何も問題が無いように見えますが、長期間にわたって設置するとなるとどうしても表面が劣化してしまいます。耐候性を持たせた銘板ならば劣化はほとんどないため、長年にわたって求められる機能を発揮することができます。耐候性のある銘板には、ステンレスやアルミといった素材がよく使われています。

何もサビに強いため、雨水などで濡れてしまっても問題ありません。文字などの加工については、エッチングと呼ばれる方式を使います。エッチングとは薬品によって文字を浮き立たせる方法で、細かな部分まで精密感のある仕上がりになるのが特徴です。塗料などで文字を書き込むのと違い、金属の表面を物理的に加工します。そのため耐候性が求められる場所での銘板によく使われる加工方法です。これらの加工によって作られた耐候性を持つ銘板は、暴露実験から20年前後の耐久性を持っていると言われます。

太陽光や水に強いのはもちろん、熱や薬剤の影響を受けることもないので、工場内への設置といったニーズにも応えてくれる存在です。これらの製品は、インターネット上から注文することも可能です。書き込んで欲しい文字や本体の素材を指定すれば、仕上がったものが納品されます。確実さを求めるのであれば、屋外での評価試験を行うなどしてしっかりとしたデータが取れているものを選ぶと良いでしょう。

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