丸札は名前のように、丸い札状のアイテムのことで、先端部分に紐がついているのが特徴です。

表面には油性ペンなどで書き込みが可能ですから、名前などを書いてくくりつける形で使います。一般的に丸札はケーブルに使用するもので、見分けがつきにくい同じ色や太さのケーブルの分別を目的とします。紙などの素材でできているので、水の掛からない場所であれば、大抵の場合は問題なく使用可能です。丸札にも真円や楕円など様々な形状があって、書き込む文字の大きさや文字数に合わせて選べます。

丸札の使い方に明確な決まりはありませんが、表面の質感がやや粗いことから、少し太めの油性ペンで書き込むのがコツです。ただ油性ペンは滲みますから、あまり太過ぎても書き込む文字の視認性が悪くなることに注意が必要です。一方、紐の部分はケーブルに巻き付けて縛ったり、長ければハサミで短く切り落とすこともできます。長いままだと、コンセントなど差し込む時に巻き込む恐れがあるので、なるべく短くするのが賢明です。

ケーブルの何処にくくりつけるかは自由ですが、ケーブルの根元付近に巻きつけて縛るのが一般的です。書いて簡単に固定できる丸札は、外す時にシールのようにベタつかず、ゴミの処分が容易なのも魅力です。裏表のどちらにも書き込めるので、万が一書き損じてしまっても、訂正した上で裏側に書いて使えます。主流は白色ですが、近年は多色展開でバリエーションが増えているので、使う場所に合わせて選ぶことができます。

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