lanケーブルを選ぶ時にはいろいろなタイプがあるので、環境に合わせて選びましょう。
一般的なものは、より線を束ねた電線を8本さらにツイストペアにして束ねたものです。屈曲性があるので扱いやすいものです。10mまでは問題なく使うことができます。10mを超える場合は、より線ではなく単線を使用した方が、信号の減衰がなくて安心です。あまり長くなるようなら中継点を使っておいた方が確実で安心です。社内だけではなく屋外にもlanケーブルを配線する必要がある時には、壁に穴を開けるか窓を通すしかありません。
賃貸だと穴を開けるのは難しいため、窓を通すことになりますが、通常のケーブルでは閉めることができなくなります。そこで便利なのがフィルムのように薄いタイプです。窓を閉めても気にならないぐらいの薄さで問題なく通信することが可能です。ただし、ノイズには弱いので短い間隔にしか使えません。lanケーブルを持ち運ぶ時には、細いものや巻き取りができるフラットタイプがおすすめです。
まとめてしまえばかさばらずにカバンにしまうことができます。このような細いものやフラットのものは、ノイズ対策や電線の太さを犠牲にして作られています。そのため短距離での使用が前提になります。使用する時に周りにノイズを発生するようなものがないか確認しておいた方が安心です。どのタイプを選んでもコネクタは同じです。統一されていて、小さいものはないので諦めましょう。