lanケーブルにはさまざまなタイプがありますが、まず挙げられるのはストレートとクロスというタイプです。

「ストレート」は、ルーターなどの通信機器からパソコン等の端末に接続する際に利用するものであり、最も一般的なものだと言えるでしょう。一方で「クロス」と呼ばれているものは、パソコン同士を接続してデータのやり取りを直接行うという特別な用途で使用するものになります。ですので、一般的な利用をする場合はストレートのものを選んでおけば問題ないと言えます。次に挙げられるlanケーブルのタイプは、単線とより線です。

「単線」は、ケーブルを構成する8本の銅線が、それぞれ1本の太い銅線になっているものであり、ノイズに強いというメリットがありますが、ケーブルが硬くて扱いにくいというデメリットもあります。一方の「より線」は、細い銅線をより合わせてあるのが特徴であり、ケーブルが柔らかくて扱いやすいのがメリットですが、単線よりノイズに弱いというデメリットがあります。そしてケーブルが長いとノイズの影響を受けやすくなるため、10m以上の場合は単線が向いていますが、比較的短い場合はより線の方が便利だと言えるでしょう。

さらに挙げられるlanケーブルのタイプは、対応出来る通信速度によって分けられているタイプです。これは「カテゴリ」と呼ばれており、対応出来る通信速度が100Mbpsのカテゴリ5や、1Gbpsのカテゴリ6などがあります。そのため、例えば回線の通信速度が1Gbpsだった場合は、カテゴリ6などの1Gbpsに対応したものを選ぶことが必要になるでしょう。

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