イーサネット(Ethernet)とは、ネットワークの規格の1つであり、100BASE-TX、1000BASE-T、10GBASE-Tとなるにつれ、可能なデータ伝送速度が上がっていきます。

そしてlanケーブルはカテゴリと呼ばれる種類に分かれており、カテゴリの数字が大きくなるほど、対応できるデータ転送速度も大きくなるのです。ですので、ネットワーク環境を構築する際には、使用するネットワークのイーサネット規格に対応した、lanケーブルを選択する必要があります。通信速度1Gbpsの光回線サービスを利用する際は、1000BASE-Tに対応できるカテゴリ5E以上のケーブルが適しています。

また、1Gbpsを越えた速度の光回線サービスを利用するのであれば、カテゴリ6、6E、6Aのものが良いでしょう。最近は、2020年の東京オリンピックに向けた8Kテレビや8K動画などの普及に伴い、動画コンテンツの大容量化に対応できる光通信サービスも始まっています。近く最大10Gbpsの通信速度の光回線を利用する予定があれば、より高位のイーサネットに対応できるカテゴリ7もおすすめです。

仮に、適したカテゴリ以下のlanケーブルを使用すると、通信速度が低下してしまいます。1Gbpsの光回線でカテゴリ5のケーブルを使ってしまうと、通信速度が1/10の100Mbpsまで落ちてしまうのです。lanケーブルのBASEのカテゴリの数字にも注意して購入しましょう。

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